2007年10月17日水曜日

ピラニア


人喰い魚と言われていますが、実際は臆病で自分より大きい獲物をおそうことはありません。しかし襲わないにしても襲う能力はあります。関根勤も飼っていたようです。その時の話はピラニアを網ですくったらその網を食いちぎって水槽に戻ったというものです。本当に飼っている人だけが恐怖を知る魚です。管理人もピラニア・ナッテリーを飼っていたことがありますが、金魚を食べる姿をみて今だに飼おうと思うことができません。普通大型魚が金魚を食べるときパクッだとするとピラニアは一匹をパクパクパクッです。ありえません。掃除するときピラニアの水槽に手を突っ込むのですが、大丈夫なんですが金魚を想像すると水槽の奥まで掃除できません。

シルバーアロワナ

この魚はなぜか大好きでアジアアロワナよりかっこいいと思います。アマゾンに生息しているというとこがかもしれません。しかし体型の維持が難しく殆どの淡水魚水族館で飼われているものは失格です。これも生息地に合わせた上を常に見させるという工夫が必要です。下を泳ぐ魚の混泳は避け、あと太りすぎにも注意です。

海水魚と淡水魚の違い

海水魚は海に生息し淡水魚は川などに生息します。どちらも熱帯魚といいます。飼育に関しては海水魚のが手間が掛かりますし非常に難しいです。海水魚は水質の維持が難しく淡水魚の比にならないほどの濾過装置が必要です。飼っている人の殆どがオーバーフローフィルターといって水槽と同じくらいの容積の濾過装置を使っていると思います。水換えも毎回塩を適度にいれます。海水魚にとって真水は猛毒なのです。ですので一般的には淡水魚のが飼いやすくポピュラーといえます。

熱帯魚の環境

それぞれの魚のすむ場所も違えば水質も違います。アマゾン系は軟水寄りでアフリカ系は硬水寄りです。pH(ペーハー)という値で7より上なら軟水で下なら硬水です。日本の水は少しだけ軟水寄りだったと思います。上であげたような大抵の魚は日本の水で大丈夫です。アマゾンの水は茶色く枯なれた水質です。これは水槽の古い水とは違います。ピートモスという藻が体積し、養分が溶けだしたため真っ茶色なのです。地域に住む魚は水質を現地に合わせてあげることにより体色が鮮やかになっていきます。水質が多少違うからと言って死ぬことはありませんが現地について調べたりしていくとおもしろかったり、魚の生き生きした姿を見ることができます。よくコケを食べてくれるというそれだけきくと飼わずにはいられない魚というのがいます。主にプレコという口が吸盤のようなカタチの魚です。管理人はこの魚の目が大好きです。この魚はコケを食べる魚ではなくコケも食べることができるといった魚です。実際きれいな水の急流に生息しているので古い水に弱くコケを食べてくれたと喜んでいる場合ではありません。コケが生える水槽では死んでしまいます。こちらもその魚の生息している環境をフレーズにしばられず、調べてみましょう。そんな水槽をきれいにするために生まれてきた魚なんていません。生きるために環境に合わせた結果そうなっていったのでこちらがその環境にあわせるのが一番の近道です。

飼いやすい熱帯魚

アマゾン系ではカラシン科やシクリッド科がきれいで丈夫です。シクリッドはエンゼルフィッシュなどです。そしてアマゾンには一歩間違えると大変になる魚がたくさんいます。口が長いワニのような魚、しっぽが赤いなまず、ピラルクーという名前の魚。これらは90㎝以下の水槽では飼えないので注意しましょう。ピラルクーはプールが必要です。こういう魚も普通に売っているので自分で調べたりお店の人にきいたりして確かめましょう。管理人は一度だけピラルクーが金魚と同じようにして売られているのを見ました。その魚は個人では飼えないレベルです。東南アジア系ではシクリッド科のグラミーがいいと思います。こちらはカラシン科はおらず、コイ科の魚が多いです。東南アジアの小魚は殆どコイ科です。そしてよくアロワナが高級魚とされていますが、その魚も東南アジアを泳いでいる魚です。一部ワシントン条約で輸入が制限されているようです。

まずはじめに必要な物

■サーモスタット
■濾過装置
■照明器具
■水槽
■エアーポンプ(魚が多いとき)
■床砂

これだけあれば誰でも簡単に熱帯魚を飼うことができます。しかし大変なのはこれらを準備することではないのです。水槽を設置する場所が最も重要になってくるでしょう。設置に関しては様々な条件が必要です。まず日の当たらない暗めの場所や、水槽の重さに床がたえられる場所です。これらは何となく設置する時に分かるのではないでしょうか。そして以外に重要なのは水換えが楽にできる場所か、です。はっきり言って熱帯魚飼育は水換え合戦です。初めは飼うのが難しいとききますが、水のカルキを抜き、濾過装置にバクテリアが繁殖すれば魚の状態が最悪でないかぎり難しいことは何もありません。問題はそのあと水換えをずっと継続できるかにかかっています。うまく飼えるかどうかは水を飼えた者勝ち、というか飼えなくなったときは水を換えれなくなった時でしょう。ディスカスという熱帯魚の王様チックなのは水で色の出具合が変わると言われていて上級者になると毎日水換えです。それはちょっときちがいですがそれくらい重要です。どんなにでかい濾過装置でもそれは単なるおまけ程度です。第一魚が入ってなくても水槽や水は汚れてきますから。